Microsoft Learn では C# や Azure などの開発者向けコンテンツからデータサイエンスなどの研究者向けのコンテンツまで数多く揃っています。
無料で始められるので、これから「プログラミング(C#)を勉強したい」という人にもおすすめです。アカウントを登録しておくと、経験値を得られたりトロフィーをもらえたりして達成感を感じられます。特に、学生の方は学校のメールアドレスで登録しておくといいことが...?(学生向けコンテンツが増える?)
ここで紹介するものは、初心者にとって最初で最後の難関である 環境構築が必要ない のですぐにプログラムを書くことができます。
1. C# の最初のステップ
まずは C#の最初のステップ です。
このラーニングパス(学習コース)では C#の書き方、変数、文字列、計算、メソッド(関数)、配列とforeach構文、条件分岐、コーディングスタイルを学習できます。特に前提知識は必要ないので、全くプログラミングをしたことがない人はぜひぜひ。ただ、所々専門用語があるので、分からない部分は調べる必要があると思います。
2. C# でアプリケーションにロジックを追加する
最初のステップの後は C# でアプリケーションにロジックを追加する がオススメです。
前提条件に最初のステップの内容が含まれているので、もう少し C# について触れてみたい人はぜひ。
このラーニングパスでは ブール式(論理式)、変数のスコープとコードブロック、クラス・メソッド・名前空間、switch構文、反復処理 (for, while) が学習できます。
3. C# でデータを処理する
ここまでで、C#の書き方にも慣れてくるころだと思います。簡単なアルゴリズム(データ処理)をやってみたい人は C# でデータを処理する をやってみましょう。
このラーニングパスでは データと型、型変換、ヘルパーメソッド、配列操作、文字列補間、文字列操作が学習できます。
やってみた感想
ラーニングパスをクリアするとトロフィーがもらえます。
自分は前からC#に触れていたので半日もかからず終わってしまいましたが、結構内容は盛りだくさんでした。特に、データ処理の文字列操作は初めて経験したものがあったので、いい勉強になったと思います。この3つだけでも基礎は結構固まるという印象です。今回紹介した3つのラーニングパスではこれだけのことを扱っています。
- 変数と型
- 算術演算子
- 文字の出力
- 条件分岐 (if-else, switch)
- 配列
- 配列操作 (要素の削除、追加)
- データ整列(昇順、降順)
- 反復処理 (for, foreach, while, do-while, continue, break)
- コーディングスタイル
- ブール式
- 論理演算子
- コメントアウト(とその意味)
- 名前空間・クラス・メソッド
- 型変換 (キャスト, TryParse() メソッド)
- 文字列操作 (補間、置換、検索)
もし、「これからプログラミングやってみたい」と思った人がいれば Progate でも学習できますが、ある程度進んだところで有料になるので Microsoft Learn ならば無料で一通り習得できます。