Windows 10 IoT Core を動かしてみた #1 導入編

RaspberryPi 4が発売されるということで思い出したことがあって、「そういえば家にRaspberryPi3があったな」と。久しぶりに起動してみようとして電源投入しようとしてみたら起動画面が黒いまま動かなかったのでOSを再度書き込むことに...。

PCにmicroSDをさしてみたところ、エクスプローラーがフリーズしたのでカードを買い直しました。 この機にOSも何か新しいのがないか探してみたところ、Windows 10 IoT Coreというものを見つけたので早速導入してみました。

セットアップ

まずはこのサイトに飛んで、Windows 10 IoT Core Dashboard をダウンロード&インストール。

docs.microsoft.com

インストールが完了すると、こんな画面が起動するので

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MicroSDカードをさしたらDownload and Installをクリックして書き込みます。書き込めたらラズパイにさして起動します。 初回の起動はすごく時間がかかります。自分の環境では20分くらいでした。

起動できるとセットアップ画面になるので言語とネットワーク接続設定を行います。

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設定が終わるとデバイスのステータス画面が表示されます。

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これで動かすところまでできました。ここまで約1時間くらいだったと思います。意外と簡単に導入できました。

使ってみた感想

とにかく動作が遅いです。おそらくリッチなUIを使っているのが原因だと思われます。OSというかアプリ自体がUWPだと思うので、描画が遅いのではないかと...。ただ使えないわけではなく、少し時間を置けば多少はもたつきますが動きます。

いいなと思った点はラズパイでWindowsが動かせる点ですね。Microsoftの動画を見ていると、Visual Studioで作成したアプリをラズパイにアタッチして実行しているものがありました。つまりラズパイで.NET frameworkのアプリが動かせるということです。なんだかやってみたくなりました。