はじめに
Minecraftは結構有名なゲームでyoutubeにも多数実況動画などがあります。内部的な実況は実況者に任せて、私「たくのろじぃ」は技術的な部分を実況(ではなく紹介)したいと思います。
今回はdockerというコンテナツールを用いてMinecraftサーバを構築したいと思います。立ち上げるだけでも結構面倒だったのでメモがてら残しておきます。
お品書き
実行環境
- Windows10 Pro 1803 (Build 17134.950)
- docker for Windows Desktop 19.03.1, build 74b1e89
1. dockerのセットアップ
dockerはコンテナツールです。詳しくはquitaなどを調べれば丁寧に教えてくれると思います。ここでは省略します。
まずはdockerをダウンロードして手順通りにセットアップしていきます。アカウント登録(無料)が必要なので、登録しておいてください。英語はしっかり読みながら進めましょう。Docker Desktop for Windows をダウンロードしてください。
2. Minecraft用イメージの導入
イメージはここから入手できます。誰かが作ってくださっているので、新しく作る必要はないです。ありがたいですね。
イメージといってもdockerとMinecraft本体をつなげるためのツールなので、ワールドは特に設定されていません。
セットアップできたらpullします。コマンドラインを用いて作業します。
docker pull itzg/minecraft-server
できたら試しにサーバを起動してみます。
docker run -e EULA=TRUE -p 25565:25565 itzg/minecraft-server:latest
これでMinecraftサーバの初期化が始まります。途中に最新バージョンをダウンロードしている文字列が表示されるので、それに合わせてMinecraftのアプリケーションを立ち上げます。このようなRCONの表示が出れば構築完了です。
3. Minecraftの起動
マイクラのほうでサーバを追加します。サーバ名は適当で、アドレスはローカルアドレスを用います。
こんな感じにサーバが表示されると思います。後は接続してスポーン先を確認しておきます。 無事に起動できるとログが残ります。
これがdockerを使ったMinecraftサーバの構築方法です。 ちなみに、コマンドで一旦 Ctrl + C で停止させてもdocker自体は実行しているので、サーバは起動したままです。完全に止めるにはdockerのコンテナ名を直接指定して止める必要がります。
> docker ps CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES c08e238a2cf1 itzg/minecraft-server:latest "/start" 18 minutes ago Up 18 minutes (healthy) 0.0.0.0:25565->25565/tcp, 25575/tcp goofy_fermi
どうやら goofy_fermi というのがコンテナ名ですね。これを停止するには
docker stop goofy_fermi
と入力すれば停止します。
おわりに
しかし、これで終わりではありません。あくまでも最新版かつローカルで構築しただけです。これを外部と接続、バージョンの変更、Modの導入、さらにC#を使った自動化までを行っていきたいと思います。
うーん、長そう...